●聞きなれたヘッドホン や イヤホン 自分やメンバーの楽器の録り音を決めるのに使えるものを持ってきてください。
●ヘアバンド 演奏中にヘッドホンがずれてしまうのを防ぎます。ヘッドホンを耳に密着させる効果もあるので音漏れ防止にも役立ちます。
●USBメモリースティック 録った曲のラフミックスを持ち帰るのに便利です。コピー時間の短縮になり、CDR等のメディアを使わずに済むのでエコです。
●使い慣れたクリック(メトロノーム)やリズムマシン クリック(メトロノーム)を使用するレコーディングの場合、聞き慣れた音のクリックのほうが演奏がしやすい場合があります。普段練習で使用している物を持ってくることをオススメします。
※曲の途中でテンポが変わるようなクリックを使用したい場合はあらかじめ用意して、クリックのトラックファイルデータ(WAV・MP3・AIFF)もしくはそのクリックを再生できる機器をお持ち込みください。
●聞き比べたいCDやダウンロード音源 聞き比べたいCDやダウンロードした音源を同じスタジオ環境で聞き比べることで、音質や迫力、音の抜け、などなど納得のいく音が自分たちで出せているか確認しやすくなります。
※サブスク音源は同じ環境では聞き比べできません。CD以外の場合は必ずダウンロードしたデータファイル(wav・MP3・AIFF) を USBメモリ に入れて持ってきてください。事前にメール添付やデータ便で送って頂いてもかまいません。
●曲の構成表 や 歌詞カード 部分的に録りなおしたい場所や、プレイバックの時に聞きたい場所をエンジニアに伝える際に必要です。
※曲の構成表のフォーマットが下記よりダウンロードできます。是非ご利用ください。
●ベーシック録り ※スタジオフリースローではドラム・ベース・ギターが同じ部屋で一緒に演奏が出来ます。
①予約時間の30分前から機材搬入ができます。
②ドラムからセッティングを始めます。
③ドラムのセッティングが終わるころドラム用のマイクやケーブルを配線します。
④ベースアンプとギターアンプをセッティングします。
⑤各自、普段のリハーサルやライブの時のように音作りをします。
⑥音があらかた決まったら、ベースアンプとギターアンプのキャビネット(スピーカー)をそれぞれ別のブースに移動します。これにより、全員の音が音被りすることなく各楽器の音が完全にクリアな音で録れます。
バンドレコーディングに最適な完全セパレート録音です。
⑦ドラム→ベース→ギターの順で各楽器のマイクで拾った音を確認していきます。クリック(メトロノーム)を使用する場合クリックの音も確認します。
⑧ヘッドホンから聞こえる各自の音を聞いて、1曲目に録る曲の録り音の最終的な音決めをします。聞きなれたヘッドホンを使用して音決めをすることで、持ち帰って音を聞いてみた時にも音がイメージ通りの出したかった音になります。ここでじっくり出したかった音が出るまで音作りをしてください。
⑨クリック(メトロノーム)の聞こえ具合や、各自のヘッドホンの聞こえ方のバランスもCUE BOXを使用して各自で演奏しやすいように調整します。
⑩全員のアンプの出音やドラムのチューニングが決まったら試し録りをして、ミックスやマスタリングの時と同じスピーカー環境でも音を確認します。
⑪ヘッドホンでもスピーカーでも、出したかった音や録る曲のイメージ通りの音が出来ていることが確認出来たら、いよいよ1曲目のベーシック録り本番です!
⑫それではいつも通りの伸び伸びとした演奏を楽しんでください。
⑬曲が完奏できて良いグルーブの演奏が録れたら、プレイバックして演奏の確認をします。
⑭スタジオフリースローでのレコーディングは各楽器が完全分離して録音されているので、演奏を失敗した人だけ、失敗した箇所だけ録り直し(パンチイン)をすることができます。
⑮各自録り直しが終わったら、1曲目のベーシック録りは完了です。
⑯次の曲へ行く際にまた次の曲の各自の音決めをします。以降は⑧~⑮の行程の繰り返しです。
⑰ベーシック録りが1日だけの場合は予約時間の30分前から撤収を開始します。エンジニアの指示に従って片付けをお願いします。
翌日もベーシック録りを予約している場合はセッティングは全てそのままに(ロックアウト)できます。予約時間いっぱいまで演奏をしても大丈夫です。
以上がスタジオフリースローのベーシック録りの流れです。
★ベーシック録りの際に仮ボーカルを一緒に録ることもできます。仮ボーカルはCR(コントロールルーム)で歌えます。歌があったほうが演奏がしやすいバンドもたくさんいます。
★ライン接続のみで生音が出ないキーボードなどのシンセ楽器をベーシック録りで一緒に演奏することもできます。
バンドによって録りやすい方法は様々です。スタジオフリースローはどんな録り方にも対応しやすいように設備も充実しています。
詳しい録り方はエンジニアとご相談ください。
●オーバーダビング(重ね録り)
オーバーダビング(重ね録り)とは、ベーシック録りで録った音源に合わせて、ボーカルやコーラスを録ったり、ギターや鍵盤やその他の楽器などを録音することです。ベーシック録りと同様にヘッドホンをして演奏や歌唱をします。
CR(コントロールルーム)+RoomAとRoomBの2部屋をご予約の場合には2人まで同時に録音できますが、同時に録音する場合には、同じ箇所しか同時録音ができないので、部分的な録り直しなどは1人づつになってしまうため、CR+1部屋を予約して1人づつオーバーダビングをするのが一般的です。大きな楽器以外はRoomBで録音できます。
ベーシック録りのあとは、まずはボーカルを録りましょう!ボーカルも入ってくるとバンドの音源の全体像が見えやすくなります。
ギターのソロや重ねパート、鍵盤や管楽器などの上物(うわもの)楽器、パーカッションなどの小物楽器、コーラスパート、など、ベーシック録りで録ったパート以外の録音は、ボーカルが先に録ってあったほうがバンド全体のアンサンブルやアレンジの確認がしやすくなります。
オーバーダビングは演奏を間違えた箇所や録りたい部分だけ、音がつながっているところで無ければ何度でも部分的な録り直しが可能です。
ベーシック録りで録った音源(ラフミックス)を持ち帰って、それに合わせてボーカルや重ねパートの練習をしてくることもできます。
ベーシック録りのあとに練習期間をおいてオーバーダビングに備えて練習をしてくるのもオススメです。
オーバーダビングによって楽曲全体の迫力やスケール感など、楽曲のイメージが全然変わってきます。
ステキな楽曲になるようにオーバーダビングで楽曲をステキに仕上げていきましょう!!
オーバーダビングのアレンジや音作りなどのことも相談できます。エンジニアになんでもご相談ください。
★オーバーダビングの注意点
オーバーダビングで録音するパートは、普段のライブやリハーサルでは演奏しなかったりするパートも多いかと思います。
録音当日にぶっつけ本番で録ろうとしても、アレンジが決まっていなかったり練習をしていない楽器パートや、コーラスパートは、
イメージ通りに演奏が出来なかったり、イメージ通りに歌えなかったりして、録音にたくさんの時間を使ってしまうことがあります。
録音に時間がかかればかかるほど、スタジオ代もかかってしまうので、予算を大幅にオーバーしてしまうこともあります。
録音するパートは、どんなに短いパートでも、あらかじめアレンジを確認したり、出したい音を確認しておいたり、
決まったパートをあらかじめバッチリ練習しておくことがとても重要です。
ベーシック録りとボーカル録りが終わった楽曲の音源(ラフミックス)を、1度持ち帰って、それに合わせてオーバーダビングするパートのアレンジやアンサンブルを確認をしたり、練習をしてくることもできます。
オーバーダビングの録音日は余裕を持った計画をするのがオススメです。
オバーダビングが全て終わったら、次はミックス作業に入ります。
ミックス作業についてはまた執筆します。
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